きみ越しの世界

Princessやってます。

「お兄ちゃん、ガチャ」BOX

ドラマ「お兄ちゃん、ガチャ」のDVD-BOXを購入した。

本編はリアルタイムで見ていたので、まずは期待していたメイキングから。

まさかのメイキングスタートがAランクお兄ちゃんの少年Aで笑った。Aランクお兄ちゃんたちは名前もないのに歌に踊りに演技にと大活躍だった。子役ちゃんたちとも仲良くなっていて微笑ましい。
そして我らが主演、岸優太さんと鈴木梨央ちゃん。最初はお互い敬語で「〜なんですか?」という会話なのに、メイキングが進むにつれてどんどん砕けた会話になっていく。ああ、本当の兄妹のように心の距離が近づいているんだなぁ、とほっこりした。

十人十色のお兄ちゃんたち

メイキングではお兄ちゃんゲストもかなりしっかりと取り上げられていた。お兄ちゃんたちは子役ちゃんたちと距離を詰め、短い期間で素敵な関係を作っていた。
ニコ役の松倉海斗くんはお兄ちゃんとしての関わりがわからないと戸惑いながらも、クランクアップにはみんなが寂しそうにしていた。
セーギ役の深澤辰哉くんは、ミコの弟リクを演じた羽村仁成くんに「セーギと暮らす」と言わせるほどの良いお兄ちゃんぶり。
キララ役の阿部顕嵐くんは持ち前のキラキラで女の子たちを魅了していた。
ロード役の森田美勇人くんは、いじられながらもみんなに愛されていた。ロードの劇中のセリフ「よろしく!」や「オッケー、ベイビー」は共演者やスタッフさんがよく口にしていた。
ネガ役の松田元太くんは梨央ちゃんに「げんげん」と呼んでもらってキュンとしていたのがとってもかわいかった。
ケンさん役の岩本照くんは、セリフがない分メイキングではたくさん話していた。強面で初めは子役たちも警戒していたが、彼の優しさが伝わりクランクアップには子役たちに抱きつかれていて微笑ましかった。
コーナン役の玉元風海人くんは子役たちと年が近い分、他のお兄ちゃんたちと戯れていた印象。
そしてSSランクのお兄ちゃん、ジェシーくんは1日だけの撮影にも関わらず、子役たちの心をしっかりとつかんでいた。
レイ役の宮近海斗くんは、持ち前のコミュニケーション能力で、子どもとも大人とも交流を持っていた。

正直、このドラマではじめて性格を知ったJr.もいる。しかし、どのお兄ちゃんもみんな違った良さがあり、それを演じたJr.もそれは同じ。一気に気になるJr.が増えた。

四葉とジェントルの関係に涙

唯一、ミコではなく四葉のお兄ちゃんガチャとして出演したジェントルこと京本大我くん四葉とずっと一緒で、たくさんの時間を共有したのだろう。メイキングに収められているのはほんの一部。撮影期間中、二人でたくさんの思い出をつくったのがわかるのが、ジェントルのクランクアップの日だ。
京本くんの撮影最終日、いつも元気な四葉役の原涼子ちゃんの様子がおかしい。京本くんのお腹のあたりに顔を埋めて、離すまいとぎゅっと抱き着いていた。「いつもは元気なのに」と京本くんも苦笑い。最後のシーンが終わると泣きながら京本くんにお花を渡す四葉。「ジェントルのこと大好きだよ」と涙で途切れ途切れに伝える四葉の姿に周りの出演者やスタッフも心打たれていた。子どもの素直な感情に、心が動いたのを感じた。
こんなに思ってもらえる関係が築けて、京本くんも原涼子ちゃんも幸せだっただろう。いつか二人がまた共演することがあったら良いなぁ、と心から思った。

トイとミコの絆

四葉とは違い、お兄ちゃんがたくさんいるミコ。ドラマ同様、たくさんのお兄ちゃんと関わっていた。その中でも最初から最後まで一緒にいたのはトイ役の岸優太くんだ。
終盤、二人の絆を確かめるためにカメラマンさんからのリクエスト。お互いのことを言い合う。3つでいいって言っているのに、梨央ちゃんは4つ言ってくれた。それに対して10こ返す岸優太くん。ああ、なんて素敵。10こを返した岸くんに両手を広げハグを求める梨央ちゃん。ああ、胸が苦しい。美しい絆にとろけた。
そして最後はクランクアップ。二人とも涙を流しながら、最高の現場だったと言う。最後にもまたハグ。「迷惑かけてごめんね。」10歳近く年の離れた子どもに岸くんが言った言葉。お互いプロだから年齢関係なくこういう言葉が言えるのだろう。それでも「ごめんなさい。」ではなく「ごめんね。」なのは、二人の距離がそれだけ近いものだから。短い撮影期間だったかもしれない、でも終わりを寂しいと思ってたくさん涙を流せるのは、思い入れが強いからだと思う。

「お兄ちゃん、ガチャ」は子役たち、Jr.たち、これからの芸能界を引っ張っていくかもしれない原石がここぞとばかりに揃っていた。
以前のエントリーにも書いたように、いつか岸くんがデビューして嵐のようにたくさん冠番組を持って、女優として活躍する梨央ちゃんをゲストに迎えて「あの頃は…」と振り返ってくれたらいい。そんな未来を夢見て、今日もメイキングを見ながら涙を流す。