きみ越しの世界

Princessやってます。

ジャニーズオールスターズアイランド

全員主役

 

そんな謳い文句と共に制作発表が行われたジャニーズオールスターズアイランドがあっという間に千穐楽を迎えた。

私は12月に1度、1月に2度、観劇するべく帝国劇場に足を運んだ。本当にありがたい機会だった。

 

ジャニーズワールドのシリーズに通ずる部分もありながら、新しい場面や今まではデビュー組の先輩たちがやっていたものをJr.が演じる場面、まさに適材適所という言葉に尽きる。特に適材適所を感じたのはsnow man。持ち前の運動神経でステージ上を縦横無尽にまるで重力などないかのごとく繰り広げられるアクロバットA.B.C-Zをも凌ぐレベルに達していると感じた。

他にも、ジャニーズJr.の活躍は素晴らしく、こんなに多くのタレントがこのレベルのパフォーマンスが出来るジャニーズ事務所に明るさを感じる半面、益々次にデビューする未来のスターがわからなくなったのも事実。

Mr.kingの華やかさ。平野くんはフューチャーワールドで座長として培ったものをアイランドでも発揮し、メインの中のメインとして舞台を引っ張る様子が印象的だった。永瀬くんと高橋海人くんは演技力に惚れ惚れした。もう先輩に追いつくなど無理だと言う高橋くん、それを慰める永瀬くん。美しい青春の一ページだった。全く同じではないとはいえ、彼らにもこんな時があったのだろうと感じる儚さ。そして、未来を向いた力強さは美しかった。

 

Hi Hi Jet はフレッシュJr.とベテランJr.の間にいた。小さいころから見守ってきた井上・橋本の成長が感じられた。学徒動員でお兄さんたちに続く凛々しい表情は、まさに彼らそのもの。パフォーマンス力も身につけながら、お兄さんたちの更に上をいこうとする熱い想いがそこにはあった気がする。

 

SixTONESカースト上位感は異常。学校のモテ集団みたいなのに、真剣に部活やってる姿を見てキュン。メインボーカルをたててやっているのも特殊ではあるけれど、それこそ適材適所で歌が上手いジェシーくんと京本くんを立てるのは正解だと思う。チャラい男子と見せかけて真剣に舞台と向き合う姿のギャップに女子(観客)はトキメキを隠せないよね。1月に追加された太鼓シーンの歌は本当にX JAPANだった。(薮ひか発信)

 

Travis Japanの圧倒的パフォーマンス。ダンスが好きだから、トラジャのパフォーマンスは大好きで、少クラとかもリピしてるけれど、本当に素敵。戸塚くんのソロについてるトラジャメンバーが本当に楽しそうに踊っていて、実力派のメンバーがこんなにいきいきとしてついてくれるなんてデビュー組も嬉しいだろうなって。そりゃマッチさんも放したくないよなって。宮近くんがスノードームみたいなのの中で踊るところがそのまま持って帰りたいすぎて…グッズ化しよう。(真顔)

 

Love-tuneは特殊。バンドもダンスもできる。私の印象として、グループとして育てるというより実力者を集めたグループだから以前を知ってる身としては違和感があった。この1年程でグループとしてのまとまりができてきて、Love-tuneが出てきた時のラスボス感はすごかった。2幕でトラジャからのラブで「美勇人くんの体力!!!!」ってなったけど、トラジャが終わり、安井くんからジャケット受け取ってラブになる美勇人くんラスボスの中で1番かっこよかった。そしてライトアップしてバンドセッティングするところの演出が好きだった〜。最後に諸星くんがいるバージョン観れたよかった。

 

東京B少年、またふざけた名前をつけられてしまって…美少年さんたちの心中察するところです。最近入った子ばかりで推されて、正直まだまだパフォーマンス力は不足しているけれど一生懸命に舞台に食らいついてる感じが好印象。12月に観劇した際、藤ヶ谷さんのソロを舞台袖で見てるB少年の子が見えたんですよ。勝利ソロに向けて楽器抱えてて。でも、藤ヶ谷ソロの振り付けを覚えようと見ながら体動かしてて。彼らにとって舞台の期間は毎日が勉強なんだなぁ、と実感しました。がんばれよ!って。2幕(3幕?)最初のマイケルダンス、とてもステキだったなぁ。力強かった。

 

チビJr.といっても、そんなに小さくないんだよね。グループこそないけれど、本当に力をつけていて、アクロバットや歌、ダンス、三味線、ローラー、とにかく自分の輝く場所を模索するJr.たちに好印象しかなかった。個人的にはヴァサイェガ渉くんの高音ボイス(ボーカロイドかと思った)とラウールくんの外国の血が入った感じの情熱的な歌い方がとても印象に残ってる。林蓮音くんはチーム武から大好きだから、アクロバットで蓮音くん出るとついつい見ちゃってた。蓮音くん目線泥棒だったなぁ。

 

Prince岩橋玄樹くん。特攻隊のシーンはジャニフワに続きぐっときた。決して岩橋くんを産んだ記憶はないけれど、「母上、御達者で!」というセリフに涙がこみ上げてきた。

神宮寺勇太くん。存在感が増したなぁ。硫黄島のシーンはジャニフワに比べて格段に短くなった。見えない相手に撃たれる、演技だけの場面であれだけ魅せられたのは成長だなぁ。

岸優太くん。私の0番は常に彼だった。本当に舞台映えする人だな、と改めて感じた。演技も踊りもアクロバットもフライングも全部が岸くんだった。正直おいしかったな、と。キンプリが推されている舞台ではあったけれど、それでもKing>Princeだし、平野>永瀬・髙橋>岸>岩橋・神宮寺だと感じた。何より、ワイドショーでも話題になった勝利くんのカミングアウトのシーンで1番に声をかけるのが岸くんだったのが嬉しかった。勝利くんにとっての岸くんの位置付けが舞台に反映され、フィクションとノンフィクションが混ざり合ったあのシーンが、私は大好きで大嫌いだ。あんな形で知りたくなかった。舞台にする必要があったのか?とも思うし、「毎日演じることはそんなに辛くない。俺はそんなに弱くない。」と言った勝利くんの言葉通りなのかもしれない。

 

ジャニーズオールスターズアイランドの名物は毎日のように先輩方がゲストとして登場したことだった。私は見事にA.B.C-Zばかりだった。A.B.C-Z好きだからもちろん嬉しいんだけど。

三宅健くんが来た時、三宅くんが直々にバックにつけるJr.を選んだと聞いて見たかったなぁ、と。その中に岸くんが入っていたことも嬉しかった。三宅くんといえばV6でバリバリ踊ってるわけで、踊りで選んでくれたって自信になるよなぁ。よかったなぁ。

 

ひたすら楽しかったアイランド期間。2016年は舞台漬けの日々だったけれど、きっとそこで成長したこと、学んだことは岸くんの糧になるはずだから、2017年にどんな形でそれが見せてもらえるのかとても楽しみ!