きみ越しの世界

Princessやってます。

#ニセコイ クリスマス妄想デート

岸優太くんも出演している映画「ニセコイ」が公開されました。見事に体調を崩していてまだ映画館に足を運ぶにいたらず…。せっかくのクリスマスに因んで、妄想デートをして自分の生気を奮い立たせようと思います。

 

まず設定は大切ですよね。お相手は岸くんです。年下の社会人(アイドルでも可)でいきましょう。クリスマスイブなのに彼はお仕事、夕方仕事終わったらすぐ帰るから!と約束してお家で待っている私(アイドル設定の場合、本当なら帝劇での舞台がありますそこは都合よく)。この設定でいきます。よーい、アクション!!!!!

 

「仕事終わったらダッシュで帰るから!まぁじで、ごめんって。帰りにチキン買ってくるからっ!なっ?」数日前にテンパりながら私をなだめていた彼。今年のクリスマスはお家でのんびりになりました。優太くんが仕事をがんばってるうちに、しっかりお休みをとっている私はお部屋の飾り付け。そんなに広い部屋ではないけれど、小さめのツリーにオーナメントをつけたり、机にお花とサンタさんの飾りを置いたり、やっぱりクリスマスの雰囲気は楽しくて…「なんだ、優太くんいなくても結構楽しめちゃうかも」なんて、本人の前では言えないことをつぶやいてしまう。夕方に帰ってくる優太くんとディナーをするために料理を準備、一緒にケーキをデコレーションして食べて、プレゼント交換、その後は久しぶりに甘えていちゃいちゃしよっかなぁ…なんていうプランを立てている。「そろそろかなぁ」時計を見ると仕事が終わる頃、見計らったようにスマホが音を立てて「今から帰る」とメッセージ。それだけで顔がゆるむから、やっぱり優太くんがいないとダメらしい。「前言撤回〜」なんてひとり言さえワントーン高い声で、どれだけ優太くんのこと好きなのって自分で自分に笑っちゃう。「さて、こんなもんかな〜優太くん驚くかなぁ」時間を調節しつつ食卓に料理を並べた。あんまり料理は得意ではないけど、クリスマスマジックとでも言おうか、今回はかなり時間も手間もかけてみた。そろそろ彼のお帰りだ。

 

「ただいま」玄関から彼の声…なんだか少し元気がない。てっきりハイテンションでの登場かと思ったのに…「おかえり、優太くん。なんか元気ないね?」出迎えながら声をかければ「チキン…買えなかった」と眉を下げる優太くん。「チキン?」「俺買ってくるって約束したじゃん?クリスマスのメインなのに最悪だよなぁ」髪をクシャっとしながらうなだれる優太くん、不憫だけどちょっとかっこいいんですけど。「でも、明日リベンジするから!今日イブだし、明日がクリスマスだし本番みたいなところあるじゃん」言葉は前向きだけど、優太くんのお顔はわんこみたいにこちらを伺うから「優太くんのその気もちが嬉しいから許す!明日よろしくね!…あ、手洗いうがいしてね」って許しちゃう。そして優太くんが手洗いうがいをしているうちに並べておいたチキンをそっと冷蔵庫の奥へ。食卓が少し寂しいくなるけど、まぁいいでしょう。

 

「うわぁ、うまそう」オーバーすぎるリアクションで食卓に並ぶ料理を見渡す優太くん。「食べ終わったらふたりでケーキのデコレーションしようね」ってスポンジだけのケーキを見せると「お、めっちゃクリスマスっぽい。天才すぎる」と彼もノリノリ。ふたりで去年のクリスマスは…とか、どこのイルミネーションがきれいだ…とか、他愛のないいつも通りの会話をしながら食べる少し特別な料理が幸せを演出して、なんだか胸がいっぱいになる。「すげぇ、うまかった。料理の準備ありがと」目がなくなるほど笑う優太くんのこの笑顔が好きだし、些細なことで「ありがと」って行ってくれるところが好き。「どういたしまして。優太くんも美味しそうに食べてくれてありがとう」とお返事を。「っしゃ!ケーキ作るか!俺、器用だから任せとけ」袖をまくって気合十分な彼。私に背を向けているけれど、少し赤い耳が照れ隠しなのを物語っていて胸がキュンとする。「じゃあまずクリーム混ぜてね」ボールに生クリームと砂糖などを入れて泡立て器を渡す。本当に上手に混ぜてくれて、あっという間に角が立つ。「本当に上手だね、やったことあるの?」「えー?子どもの頃に妹とやったくらいかな?」なんて話しながらスポンジに生クリームを塗る。「いちごたっぷりでお願いします〜」「いや、さっきから俺しかやってなくね?」「だって優太くん上手だから」「ふたりで作んなきゃ意味ないから」いちごを摘んで私の口に押し付ける「ん〜」「え、かわいっ。なにそれ」いちごを押し付けられたことに抵抗すると、かわいいなんて言ってほっぺをムニムニする優太くん。「かわいくない」「俺からしたら全部かわいいから、あ、いちごうまい」かわいいって言葉と私の口に押し付けたいちごをパクっと食べた優太くんに赤面。なんか負けた気がして悔しい。

 

完成したケーキを少し食べて、ふたりでソファに並んで座る。「楽しかった〜意外とお部屋でクリスマスもいいね。ケーキも上手にできたし、暖かいし、周りを気にしなくていいし…優太くん?」ペラペラしゃべる私の指に優太くんの綺麗な指が絡む。「もうそろそろさ…いいっすかね?」優太くんが年下とはいえ私達の関係は対等、でもこの感じは何ていうか…優太くんのが少し優位でいたたまれなくなる。「あ!そうだ!優太くんにプレゼントあるから持ってくる」「後でいいから」立ち上がってプレゼントを取りに行こうとすると、繋がれた手を引かれ優太くんの胸にダイブしてしまう。「だって…優太くんに喜んでもらいたくて選んだのに…」「喜ぶよ、なんでも喜ぶ。だから今は…さ」耳元に触れる優太くんの唇とか、さっきまでと違う掠れた声とか、ぎゅってする腰の辺りの手とか…ズルい。「俺、プレゼントはお前がいいかな…なんて」少しキザなこと言ってる彼を笑う余裕もない私。両腕でぎゅっとしていた優太くんの片手が私の頬の髪をそっと耳に掛ける。そのままクイッと顔を上に向けられると、いつものおちゃらけた優太くんじゃなくて真剣な目をした優太くんがいて、思わず私も「優太っ…」って呼んじゃう。「ここで呼び捨てはズルいね」って唇を寄せるから私は目を閉じるしかなくて…ズルいのはどっちよ。

 

 

 

カーーーーーット!!!!!!いやー、調子乗ってますね。頭湧いてますね。いやー、どうかしてるし、岸優太かっけぇーーーー!!!!!岸くんのお茶目なところを散りばめつつ、やっぱりかっこいいところでしめたつもり。ガチかよ私。長文すぎる(笑)以上、ニセコイに因んだ妄想デートでした!